認知症対策OK or NG

農園のコスモス

ますますそれらしくなってきた。 

認知症対策のOK or NG

週刊誌情報だからそんなに信用しなくてもよいですが、時としてそうでもないことがありますからよろしければ頭の片隅にでも置いておいてください。以下週刊現代9.27号から抄録。

一言でいうと前頭葉を使わない対策は意味ないです。例えば自分に興味のない言葉や文章の暗記。疑問に思ったことを辞書で調べて覚えるなどはいいが、辞書を一ページ目からやみくもに覚えるなどは意味なし。暗記自体は認知症予防になる場合もあるがいやなことを続けるのは逆効果。

高尚なクラシック音楽を聴くのも効果は疑問。なぜなら、言葉が存在しないので左脳への刺激になりにくい。特にクラシック音楽に素養のない人には?符。

塗り絵も見本通りに塗るだけなら、手を使っているだけでボケ予防にはならない。自分で絵を描く、粘土で何か作るなどは頭を使うのでOK。

写経や名作の書き写しも、何もやらぬよりはいいというレベル。漫然と行う作業は脳の活性化にならない。同様に折り紙も手が覚えたとおりに動かすだけなら効果なし。これは料理も同じ。同じ得意料理のメニユばかりでは効果なし。(これは耳が痛い!)単純な計算ドリルも意味なし。単調な作業をいくらやっても脳は活性化しない。指回し体操や右利きなのに左手を使うということも効果ありというエビデンスなしです。

では効果間違いなくあることは、囲碁将棋やゴルフ。ただしTV番組を見るだけではだめ。長時間睡眠は逆効果。最適睡眠は7時間。俳句や短歌小説など文章創作も効果的。一方、難解な本を読んでも側頭葉の機能しか高まらず、難しい計算問題を解いても頭頂葉の機能向上に資するのみ。総合的な機能向上がカギ。それには前頭葉の刺激が重要です。青魚や納豆を食べても記憶力が落ちにくくなるだけで思考力や判断力が向上するわけではない。脳を使わずに食べ物、サプリだけの対策は片手落ちということである。

そうすると、楽器の演奏も慣れた曲や暗譜の演奏をしても手の運動だけで脳の活性化にはならないということになる。ボケ防止には新曲をやること。作曲や編曲が出来るのなら効果は言うまでもない。

俳句は手軽な認知症予防のようなので、押っ取り刀で作ってみた。

日本海ミサイルの飛ぶ夜寒かな

・冬服の恋し朝の病む身かな