落語を聞くと江戸時代の大みそかは掛け取り（借金取り）の家庭訪問に負われて大変だったらしい。それが大みそかの風物詩でもあった。それが一夜明けて元旦になるとぴたりと止む。元旦はそんな庶民の解放感と喜びが満ち溢れた特別な日だったのであろう。
それに比べ我々の大みそかは。特に最近お正月の特別感が年々失せていくようである。それを端的に感じるのが、我が家を含めて正月の飾り物の衰退である。玄関先の簡単な松飾りさえ全く見ない。お餅の飾りもプラスチックになってきた。お節料理と御屠蘇位が僅かに生き残っている感じだ。
ところで、私が最近新聞、ネットからファイルして溜め込んでいるB級トピックスがいくつかある。来年に持ち越すと脳みその容量不足になりそうなので、今日吐き出してしまおうと思う。以下は順不同です。
・薬に頼らぬ血圧降下法
自分がやってみて効果があった方法をここで紹介しましたが、他にもいっぱいあるようです。片っ端から試してみればどれかに当たるでしょう。そして服薬を脱出しましょう。
・お風呂の湯舟の危険
ヒートショックの危険への警鐘です。脱衣室と風呂場における冬場の低温度でまず血圧が急上昇、直後に熱いふろの湯で血管が開いて血圧が急降下。これをヒートショックといいます。ヒートショック事故による死者は年間2万人だそうです。これは交通事故死者3000人より多い。これを聞いて気を付けねばと思った。脱衣室は簡単な電気ストーブか温風ヒーターで。風呂場は入浴直前、シャワーを熱い湯船に1分放水すれば湯気もうもうで温かくなる。
・冷暖房を嫌うスギ薬局（大手のドラッグストア
東久留米駅西口の目立つドラッグストアがスギ薬局。東久留米の気候ではそんなにぶるぶる震えるほどではなく何も感じなかったが、北国では大変だろう。節約は美徳だが、従業員や客の健康に支障が出るようでは節約でなくケチと言われる。
このニュースを見て、こういうケチめいた発想をする会社は名古屋本拠の会社に違いないと思った。自分が名古屋だから匂うのである。当たりだった。名古屋経済界はバブル崩壊時、堅実志向のお陰で被害最小限だった。しかし、器の小さい人間が節約するとえてしてケチになる。
・4600万円誤振り込みその後
振り込まれた男性、自治体に訴えられて裁判になっている。求刑は4年6月の実刑だそうである。振り込まれたほうがむしろ被害者にみえる。それが裁判の被告とは気の毒にとおもったが、誤った振込であることを承知の上で運用に供したことが問題であるらしい。それにしても実刑求刑とは厳しすぎるのではないか。一罰百戒の意味か。
・朝日新聞掲載の、新型コロナ世界の感染者数の更新が本日をもって終了。
記念すべき最終稿の数字は次の通り。米国は3人に一人、日本は4.5人に1人、韓国は2.2人に一人の感染経験者。世界では10人に一人くらい。まだ集団免疫には遠い？
ほかにもいろいろあるがこの辺で終わりにします。
今年もたくさん訪問下さりありがとうございました。
来る年もよろしくお願いします。
