「快適なこともほどほどに」の意外な例

快適さや便利なこともほどほどに、とはよく聞きますが、

これは正に伏兵でした。言ってみれば、無防備な後ろから鉄砲で打たれたような感じ。

・温水便座症候群

何のことか分かりますか。トイレの温水洗浄のことです。これ便利で清潔で紙の節約エコにも合致している、何の差しさわりもないように見えますが、実は違うようです。使いすぎる、つまり暖かい洗浄温水でお尻を洗いすぎると、お尻の重要な機能が損傷して便(つまり、うんこ)のコントロールが損なわれて「お漏らし」するようになるんだそうです。

これ、しっかり病名がついています。それが温水便座症候群。なんかエコノミー症候群みたいですね。この症状で肛門科を受診する人が増えています。温水便座で痔にサヨナラして肛門科ともさよならかと思ったら、これはとんでもない伏兵ですね」。

「お尻に限らず皮膚には脂分を含んだ膜で守られている。強い勢いで1分、2分と温水を当てられると幕が飛ばされて皮膚が傷つき様々な症状が出る。お尻の周りの皮膚は目の周りと同じでダメージを受けやすい。便漏れのような症状を引き起こす。」

症状を引き起こさない、温水洗浄の推奨の使い方。

水圧を一番弱にする。

水温は低く

洗浄時間は5秒以内

一日一回。

皆様、お尻のケアお大事に。

◎参照記事

approach.yahoo.co.jp