内閣と政党支持率

岸田内閣支持率が8月の世論調査で過去最低値をたたき出したそうである。そして自民党支持率もわずかにマイナス。時事通信世論調査で岸田内閣支持率26.6%。3か月連続低下。2割台は政権維持にとっての危険水域だそうである。内閣府支持率も8.1%上がって47.4%。時事通信世論調査NHK他みたいな電話でなくて、家庭訪問して調査するので最も国民の実感に近いのだそうである。

岸田政権のマイナスポイントはマイナカードの狂騒曲が通奏低音とすればそれに加えて副官房長官対する文春砲(下半身+奥さんの捜査妨害)岸田さんは副官房長官におんぶにだっこつまり副官房長官は影の総理という立場だそうだから文春砲は始末が悪い。4日の会見で資格確認書を打ち出したが支持率が下げ止まる気配はない。岸田氏や河野氏は一旦マイナカードを健康保険証として利用登録すると解除など変更は不可とする現行ルールを絶対堅持とする立場だが、現在行われているマイナンバー総点検会議で厚労省は保険証との紐づけの解除が可能なようにルール変更を打ち抱いたと報じられている。こうなるともはや何が何だか分からなくなる。支持率上昇の秘策は保険証との紐づけ廃止しかないのではないかと公然とささやかれている。

支持政党。それでも自民支持34%。公明党の3.4%などゴミだから連立解消しても差し支えなさそうに見える。プラスになった政党は批判政党として芯があるからでしょう。維新は党首の発言がまずった感じだ。

岸田総理は総理になるとき減税を標榜したそうだ。それが近来例を見ない増税内閣に転化。また閣僚の河野氏はワクチンに関して自らの信じる専門家の言いなり、違う見解の専門家は一顧だにせず陰謀論で片付け、マイナンバーカードでは当初任意保持の方針を示しながら突如保険証紐づけで実質的強制保持義務化に転じた。このような無定見で政治家の命である自ら発する言葉に信頼が置けないとなると、何をやっても支持されることはもはやなかろうと思う。