未来のお肉はこうなる⇒培養肉⁉,ほか

◎確かに現在の畜産はいろいろと問題をはらんでいます。①動物愛護の面(と殺)②大量の飼料③広大な牧場面積④大量の水⑤牛などから生ずるメタンガス(温室効果ガス)。以前このブログでも取り上げましたが米国における超大規模畜産農法は地下水の枯渇等深刻な環境被害をもたらしています。メキシコでは金になる牧場建設のため広大なアマゾン原生林が日々伐採されている最中です。すなわち牧畜は生産効率が極めて悪いのです。それを一気に解決する可能性がある夢のような肉が培養肉なのです。

原理は培養という名の通り、元の動物のごくわずか一片の肉の細胞を容器内で培養して増殖させて食用肉にする技術です。この技術は原理的にはすでに完成しており、試食の段階までに至っています。味も食感も事前に培養肉と言われなければ通常と識別できないそうです。ですが現段階では実用的ではありません。価格が高すぎるのです。さらに重要なのは、食用として人が摂取したときの安全性の検証です。価格の問題は大量生産すれば解決できますが、安全性についての検証は慎重のうえにも慎重を期すべきです。ですが、米国では培養肉の食品としての承認がすでに終了済みのようです。安全性が担保されれば近未来の食肉は間違いなく培養肉が主流となっていくことでしょう。そして現在のような牧畜肉は富裕層の高価レアな食材としての存在になるでしょうね。

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◎うちの庭猫、名前はシロクロ。前に住み着いていた「クロクロ」との縄張り争いに今のところ優位を保っているようである。わたしが出ていくたびによってきて足元にまとわりつく。そして農園の番人として見回りをしている。