「新型コロナワクチンの光と影」
国策のコロナワクチン接種が続くこの3年間。感染予防に一定の効果を示す陰で深刻な副反応が既存ワクチンをはるかに超える割合で発生している。国はワクチン後遺症という病名の存在を一切認めない中、名古屋の民放CBCTVのみがその実態解明に果敢に挑戦。この動画はその一部始終に2年間密着取材した集大成である。ワクチン推進、反対の個人的信条は一旦脇に置いて、この動画を真摯に直視することを読者にお勧めする。存在割合は確かに小さいかもしれぬが、深刻な後遺症に苦しむ患者は確かに存在することがはっきり認識できると思う。日本ではワクチン接種回数は延べ3億8千万回と言われる。そして上奏された後遺症の件数は2万件以上。単純に割り算すると10万回に5件である。全体の確率はいかに小さくても、本人にとっての確率は1/1なのである。だから、全体の頻度が小さいという理由だけで現実に存在する苦しむ人たちのことを見捨ててしまうことは、日本の民主的な国是に合致することであろうか。
この動画の中で私が感銘を受けた項目を以下に示す。
①ワクチン後遺症としての帯状疱疹、動画32分ごろ
ワクチン接種後の帯状疱疹患者が増加との医師の感想がネットに多く出回っている。これが果たしてワクチン由来の疾患なのかの確定的な証拠は明らかになっていないと思っていた。ところがそうでなかった。それがこの動画の32分の部分で明示される。
高知大学佐野特任教授の研究。帯状疱疹患部を特殊な染料で染め上げた画像にワクチン由来のスパイク蛋白が存在することを見つけたのである。
次の画像でグリーに染まっている部分がワクチン由来のスパイク蛋白である。
このスパイク蛋白はワクチン注射によって作られたもので、コロナウイルス識別の鍵である。これをもとにコロナウイルスを攻撃する抗体が作られる。それで使命を終えたスパイク蛋白は速やかに消えて害を及ぼさないから理論上後遺症はないというのが国の見解である。これまではこれを覆す証拠がなかった。それが今回明示されているのである。つまり有害なスパイク蛋白は残存して血流にのって体中に運搬される。なぜ有害かというと抗体によって攻撃されるからである。例えば、このスパイク蛋白がたまたま心臓に滞留すると心臓が攻撃されて心臓病が発生し突然死するかもしれない。後遺症が全身病であることはこういう理由で説明できる。
②名古屋市の姿勢
動画30分ごろ河村市長
ワクチン後遺症の存在に対する柔軟な姿勢。市長は後遺症患者の家庭を訪問して実態を検分。市に何ができるか検討、後遺症患者医療に対するの医療費補助など支援策を打ち出す。市長談「国はワクチン後遺症はないんだということで動いているので、各自治体や医療機関はそれに引きずられている。しかし患者は現実に存在するのでまず生活支援として医療補助をしなければならない。」
名古屋市は市長とかCBCTV社長とか、物事に対するオープンな見方においては全国でも稀有な存在である。
③ワクチン後遺症シンポジュームの開催2023年、名古屋市公会堂
全国から数百人の患者、家族が出席。患者自身の肉声が披露された。しかし、マスコミの取材はCBCTV以外皆無だった。マスコミはいつから国のポチ(犬)になったのか。
その他、ワクチン後遺症患者の密着取材画像。
中でも中学生の例では、摂取させてしまったことへの母親の涙ながらの深い後悔の言葉に同情を禁じえなかった。2年間学校へ通えていない。強い倦怠感、動悸息切れ頻脈、中学生なのに杖が欠かせない。20か所以上の病院たらいまわし。専門外と言って診療拒否される
愛知県の中年女性。点滴携帯24時間。ワクチン後遺症という病名がないので、いくら症状を訴えてもワクチンのせいだといったとたん、そんな病気はないということで精神疾患として扱われる。
その他。