昨日の記事の追伸

昨日の記事で食物の多様性スコアについて紹介しました。目標は一日9点です。このスコアについての追伸です。

記事からの引用

「このスコアを用いある地域で高齢者の生活機能との関連性を5年間にわたって追跡調査したところ、スコアが9点以上だった人に比べて、4~8点の人は生活機能低下リスクが1.18倍、3点以下の人は1.64倍であるとの結果が出ました。やはり高齢者の粗食信仰は危険であるといえます。とはいえ最も多い得点群は3~5点です。9点というのはやはり難しい。そこで9点はあくまで最終目標と捉え、フレイル予防の観点からまず7点を目指すところから始めても一定の効果が期待できます。

   中略

様々のデータから、70歳台が高齢者向け健康常識(つまり粗食を廃し、栄養バランス重視)を意識する境目です。したがって、70台に備えて食生活を見直すのが良いでしょう。準備は70台に入る前に始めることを勧めます。しかし、始めるのに遅いことはありません。とりわけ80台になったらとにかく粗食信仰を離れ、好きなものを中心にどんどん食べることを意識すべきだと思います。老い支度は食にありです。」

     引用終わり

食の多様性バランスのスコアについて、RECOCAの点数は昨日の朝昼食合わせて9点を達成したと昨日の記事に書きました。あと一点足りないのは魚群。この多様性スコアのことは一切女房に伏せておいて、夕食の膳を見たら白身魚のフライが出てきた。お見事、めでたく満点のスコア!この調子だとなんか長生きしそうな予感がしてきた。こうなると一番の気がかりは毎月赤字の生活費のストックがあとどれだけの期間持つかにかかってくる。あちら立てればこちら立たず。つまり、世の中の幸不幸バランスもほんとにうまく構築されているということだ。これも全能なる神の配剤か。