またコロナで恐縮です

コロナの疑問①

先日の首相記者会見を再度ネットで聞きなおした。こういうことが直ぐできるとは便利な世の中です。正確なテクニカルタームは忘れましたが、実行再生産指数というのがあります。これは一人の感染者が何人に感染させることができるかを示すもので、感染が拡大に向かうか縮小に向かうか表す非常に重要な指数です。これついて会見の中で首相は現在全国平均が1以下だとおっしゃっていました。確か非常事態宣言開始の4月上旬時は1.7くらいだったと思います。それが1以下になりました。にもかかわらず今宣言を延長する理由は何か。この指数がいくつになるまで継続させるのか数値目標を示してもらわないと、日々死ぬ思いで耐えている人たちは堪らんでしょうね。

②そんな中で、昨日の新聞に50人以下の集会OK、図書館の開館OKと書いてあったがその根拠は何か。飲食店で静かに飲食するのはなぜダメか。

③日本はゆるキャラ自粛、欧米はロックダウン。にもかかわらず日本の感染者、死者が少ないのはなぜか。これを端的に表す指標は人口当たりのコロナ死者数です。これが日本では人口百万人当たりわずか3.7人。この数字はロックダウン実施中の国より2桁小さい。いずれ第2の武漢になるといわれ続けて数か月、武漢どころか終息の気配さえ見せ始めている。多分世界の七不思議のひとつだろう。ロックダウンは感染拡大の最終兵器ではないのかもしれません。

④総理記者会見場で、記者等全員マスクしているのに、発言時だけマスク外すのは逆です。マスクの効能を知らない。こんな状況をTVで流してはいけないです。専門家会議の座長がその場にいるのに。さすがにその座長は発言の際もしっかりマスク姿でした。

⑤今回のコロナウイルスは紫外線(太陽光)と湿度で弱体化死滅することが米国の実験で分かっています。にもかかわらず、世界中暑い国でロックダウン級の感染拡大しているのはなぜでしょう。これにこたえるコメント、研究はまだネットで見たことがありません。

⑥自粛要請の決めセリフ「不要不急の外出」という言い方が抽象的というか緩すぎたのではないでしょうか。罰則がないのだからもっと強い言葉を使えばよかったと思います。不要不急というとその判断基準は人によって違うからです。ある人にとっては田舎へペットの状態を見に行くのが不要不急でないかもしれないし、川原でBBQするのがコロナノイローゼ予防に今必要なのだという主張を他人の基準で否定することはできません。だから、本当にやる気なら、人がたむろしている場所へ警官なり腕章つけた市役所の役人を派遣してスピーカーで警告するなどにらみを利かせればよかった。日本はお互いに大人しすぎる。平時ならそれが称賛されるべき長所なのだが。

コロナウイルスですがある専門家のコメントを見たら現在世界的に流行しているのはすでに当初の武漢株が変異して感染力破壊力共に強力になった欧州株だそうです。このように変わり身が早いのでワクチンというのは難しいと思います。

⑧アビガン使用を何例か経験している大阪の臨床医のコメントですが、効いたり効かなかったりだそうです。だから特効薬といえるかどうか・・。

⑨コロナが不気味な理由の一つ

1月に武漢からの動画で武漢の街で突然人が倒れ、救急車が来て死体処理の人が来て収容されるという動画で凍り付いたことがありましたが覚えておられますか。何と恐ろしい奇病だと恐怖におののいたものですが、実はこれコロナによる肺炎の特徴の一つで厄介な理由なのだそうです。それは、肺炎による初期の低酸素状態に陥っても通常のように呼吸困難をきたさない人がいるのだそうです。軽症だと思ってその状態を放置すると突然限界値を超えて呼吸困難になり死んでしまうのです。だから、コロナかも知れないと思ったらPCRの前に自分で低酸素状態になっているかを調べたほうが良いとコメントされています。これは指先に装着する器具で、薬局で普通に購入できるそうです。