都知事選挙公報他

ジョコビッチがコロナに感染したとのこと。ほかにも相撲取りとかプロ野球選手で感染した人がいるはずだがこの人たちは無症状なのか発病したのだろうか。もし発病したのなら治癒までの経過と現役復帰した時の体調など知りたい。なかなか治るまで時間がかかり、陰性になってからも不調が続くという情報があるからである。そういうことを含めて新型コロナが、従来のインフルエンザや風邪とどう違うのか、同じなのか判断しなければいけない。

都知事選挙選挙公報が配布された。毎度これを読むのを楽しみにしている。総勢21人。供託金没収想定済みの立候補者も大勢いるだろう。それでも立候補するのは日ごろの自身の温めている思想、信条を広報に堂々と掲載出来てしかも確実に都民全世帯に配布してもらえるからではないだろうか。1ページ目に載れば大概読んでもらえるであろう。新聞一面トップに名前入りで考えを披露できる、供託金くらい安いものだ、自分も宝くじ一億円でも当たれば一度くらいやってみたい衝動に駆られる。冗談、冗談。

この中に一点突破主義「コロナはただの風邪、NO新生活様式」の候補がいる。つまり、これはブラジル大統領主義だ。その理由についてインフルエンザ感染者数との比較だけで論じているが、これには1/4くらいは賛成してもよいが先述のように治癒経過、後遺症について不安要素があるうちは軽々に全面賛同というわけにはいかない。トランプ大統領やブラジル大統領は全く無防備で諸活動を行っているが、こういう例に限って感染しないというのは不思議な話だ。英国ジョンソン首相は早々と感染して死ぬ思いをされたが、予防策はどうだったのだろうか。

一点突破主義でさらに目を引くのは、「私は新型コロナウイルスの治療薬と予防薬を発明したので、これを配布して世の平和実現に努める」というもの。事実ならすごいことで、都知事選挙などに時間を浪費するのでなく、すぐにでも新薬の普及に邁進してもらいたいものだ。

総じて言えるのは、10万円上げます、即100万円上げますなど金額に言及しているのはあまり有力候補とは思えない人。都の財政もなにも知らない状況で無責任約束に見える。

都民税、固定資産税、消費税ゼロ、NHK壊滅などもあるが都知事の権限外のことどうやって実現する。

結論

選挙公報など真面目に読んでも、投票に何の足しにもならない。(少なくともRECOCAにとってはだが)ただのエンタテイメント的読み物だ。こんなものを印刷配布する役所仕事の無駄。もし、RECOCAが立候補するとしたら最初の公約を選挙公報の廃止としたい。