インフルエンザ患者の激減

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この報道によれば、今季のインフルエンザの患者数が激減している。比較している期間は8月末から10月日11まで。例えば東京都ではたったの1人である。(昨期は2274人)。全国でもたった25人。昨期はなんと約2万5千人。また、子供に多い手足口病についても、昨期3万件だったのが今期は933件と激減している。

その理由として、上の記事ではマスク手洗いなど新型コロナ対策の徹底の波及効果だとしているがもう一つの見方ができるのではないか。それは先に拙記事で紹介した上久保教授の唱えるウイルス干渉が起こっているという考え方である。ちなみに、ウイルス干渉とは一つのウィルスが流行すると他のウイルスは引っ込んで流行しないという現象である。詳細は省略するが、同教授によると日本ではすでに85%の人が感染して抗体をもっており集団免疫状態にある。だからそんな中ではインフルエンザウイルスの活動は低いということになる。どちらの説が正しいか素人には判断付きにくいが、もしウイルス干渉説が正しいとすると、集団免疫の完成を証明していることになるので、できればそうあってほしいものだと思う。上久保氏によれば、「集団免疫完成はコロナの死者が非常に少なくなっていることにも表れている。感染者が多いのはPCR検査数が多いから。感染者と発症者は別。」また、上久保説では、今冬の同時流行は理論的に起こりえない。ただしそれには条件がある。集団免疫状態が継続されていること。免疫の有効期間は短いので、社会が常時コロナに暴露されている必要がある。だから過度の規制は逆効果。要するに無菌状態が抵抗力をなくすのである。だから上久保氏は早く海外との交流を全面解禁すべきだと前から唱えておられる。遅くとも11月には解禁しないと免疫継続に支障が出ると警告している。