今朝の朝ごはん・ほか

何を、どれだけ、どういう間隔で食事をとれば健康維持に理想的か。

これは年代によって異なるだろう。とりあえず青少年と壮年は置いといて、70以上はどうするのが理想か。いろんな説がありすぎて、それらをいちいち試すにも胃袋は一つなので手に余る。だからお好きにどうぞということだと思っている。つまりこれも人生における選択の「賭け」の一つだ。しかも非常に重要な賭けだ。当たれば長寿、選択が自分の体に合わなければ短命。それだけのこと。

ところで、世の中の多数意見、つまりこれが公式見解に見えるのだが、たいていは次のように書いてある。まず、3食しっかり食べろ。健診の事前設問にも欠食があるかの項目が必ずある。それから食事内容はバランスよく。実はこれが曲者だ。何をどういう量とるのが良いバランスなのか。これは結局個人の解釈次第になる。例えばうちで50年近く採用しているバランスとは、動物性蛋白と植物性蛋白を同量、野菜をそれ以上。これは大昔、ある健康を司る会で教わったことだが、野菜のそれ以上とは3倍ということ。しかしこれをその通りやるとそれこそ青虫状態になるので、ほとんど適当にしている。そして3食欠食はなし。一方、ネットや健康雑誌には、欠食、断食、プチ断食のおすすめ記事が頻繁に出ている。時々真似してみるのだが、確かに一時頭が冴えた気がして快調になる。しかし続かない。欠食しておなかがすけばまずほとんど間食してしまうから効果はない。それと本当にこれが万人に有効なのかが問題に思える。雑誌に効果があったというエピソードは載っている。しかしそれは特定のエピソードに過ぎない。今書店に無数の健康雑誌、健康本があって、ほとんどの病気はこれらの紹介する民間療法で治ってしまうはずであるが、私やあなた特定の個人にはまず百%効果がないだろう。健康雑誌の食事方法もよく厳選しないとこれと同じになる。

今朝のうちの朝食はこのような内容だった。これを用意するのは女房の仕事だが、相当の労力がかかっている。早晩これを維持するのは無理になるだろう。それと彼女は基本的に農婦なので、熱中症を避けるため早朝の農作業を希望しているから朝食準備の穴埋めはまもなく自分に回ってくる。したがって遠からず朝食は極めて簡素なものになる。

6月27日(月)朝食 

・トースト5枚切り半分 ・卵目玉焼き(片目)・鯖塩焼き・ハム少々 ・つぶしポテトバター炒め ・生人参 ・輪切り生大根 ・シソの葉 ・ヨーグルト・ほうじ茶とコーヒー

特徴といえば、ポテト、人参、大根、シソの葉は畑の自家製だという点くらいか。

最後に言い忘れたが、食品選びに際しては添加物と残留農薬に極力注意することである。多分こっちのほうが断食とかバランスとかよりもずっと大事だと思う。日本で販売されてる食品は最近残念ながら外国、特に欧州に比べて残留農薬の基準が極めて甘いから今青少年の今後に与える影響が心配だ。

これも言い忘れたことであるが、サプリメント

基本的には不要だが、と言いながらうちでは50年近く接種続けている食品サプリがある。商品名はここでは避ける。

①ニンニク精製系のサプリ ・②植物発酵食品

これに加えてごく最近天啓のひらめきで追加したサプリメントがある。それは青汁。ただの青汁ではない。青汁の植物がすごい。すなわち、赤松葉とクマザサ、それに朝鮮人参エキス。これは私の胃腸に即効があった。下痢便秘もたれ食欲不振が一気に解消した。そのかわりその分食欲増進で食費が増えたが。

◎追加。女房が調べてきた加工食品の食品添加物によるらしい弊害

最近日本におけるがんの増加が赤ん坊を含めあらゆる年代で増加している。一時の7倍という増加率。これは、喫煙者数が最近急激に減り1/7になったのと好対照だ。がんの主な原因は喫煙だと今まで巷でいわれてきたことに反するではないか。喫煙が減っても肺がんが増えている。がんの増加は喫煙よりも加工食品の添加物と残留農薬のせいだと考えるのが合理的である。つまり、がんは食元病。欧米ではがん患者は減少しつつあるのに日本の傾向は逆。これは明らかに食品衛生に関する基準が甘いということだ。特に米国からの輸入食品。なぜ甘いか。よく考える必要があろう。日本は防衛を核の傘にゆだねているために、日本国民の基本的健康をも犠牲にした取り決めを甘受せざるを得ないのである。それはもちろん米国国民の国益にかなう取り決めだ。このことはきわて微妙な問題で、新聞TVはもちろん一般ネットでも触れられていません。情報規制があるからです。しかし、注意深く探せば出てきます。うちの女房でも探したくらいですから。ここまでくると、いかに情報をとる意思と熱意があるかにかかってくる。それと世に流布している公的情報を頭から鵜吞みにしないこと。それがひょっとすると各人の健康寿命の助長につながるかも知れません。

◎今朝の畑の収穫

いちごと落ち梅