マイナンバーカードのトラブル

なんと今朝の朝日新聞の1ページ目の1/2面とその裏の1面丸々ナンバーカードトラブルのお話だった。

飴と鞭予算2兆円つぎ込んだ半年プロジェクトで国民の7割近くに強制的にカードを配った挙句がこれだ。しかもトラブル多発の無能を恥じる気配はゼロ。下々の世界ではいろんな失敗自責の念での自殺者が増えているというのにね。庶民も少しお上の根性を見習って図太く生きるべきだと思う。ナンバーカード作成時のいろんな登録のミスがトラブルの原因と指摘されているが、さらに問題なのはそれらが仮にすべて正しかったとしても、医療機関窓口で読み取る端末のトラブルが少なからず発生していることである。カードを読み取り端末にかざしてもパソコンへの接続不良で本人確認ができずに困惑した歯医者さんとかの報告もあった。これはPCの問題で、再起動すれば正常になるらしいが、復帰までの時間がかかり過ぎるのだそうだ。本人確認できない場合どう扱うかについて国からの指導は患者に診療費10割負担を請求することだそうだが、もし私がそんな患者の立場で10割負担を請求されたら頭にきて即隣の歯医者へ鞍替えする。何しろ東久留米には石を投げれば歯医者に当たるくらい歯医者の数が多いから患者は困らない。内科の診療所も数では引けを取らずより取り見取りだ。この歯医者さんも10割負担請求なんてとんでもない、そんなことをしたら患者を逃がして経営に差し支えるとおっしゃっている。だから紙の保険証の併用をずっと継続すべきだと強く訴えている。一方、医療機関の少ない地方では10割と言われれば気に食わなくても従うほかない。そんな悲劇を避けるためにも紙の保険証は残して併用にすべきだ何しろご存じのようにパソコンの不具合など日常茶飯事だから。

マイナ保険証「混乱が起こる」歯科医師が経験したトラブルの実態 「とても実用に耐えるものではない」 (msn.com)

それからさらにあきれたのは、なんと2026年には早くも現在のカードを更新するのだそうだ。10年有効と書いてあるので自分の年齢を考えればもう更新する必要ないと思っていたらなんと嘘っぱちだった。初期カード導入が2016年なのでその10年後が2026年という理屈だそうだ。更新費用の無駄遣いも甚だしい。2016年まで大量発行を待ってじっくり用意すればよかったのに。そうすれば今起きているようなお粗末なトラブルも回避されるはずだ。ウインドーズ10に更新された時、これ以上数字を上げる大更新はしないのでよろしくとマイクロソフトがはっきり言明したのに、数年後にはちゃっかりウインドーズ11を出して買い替えを迫るというマイクロソフト商法を思い出した。国にしろ会社にしろ独占体制にはユーザーの泣き寝入りしかない。

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RECOCAのオカリナで瑠璃色の地球

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