自然も世の中も狂っておる

・自然

二日前からの東久留米。台風並みの強風。昨日から夜中にかけてなんと生暖かい南風だ。11月の強風というと木枯らしだが、それが春一番みたいに生暖かい強風。おかげで今日の最高気温はなんと夏日の26度。これは前代未聞だろう。暖冬の予想が当たりそうである。ペルーの海水温の上昇のせいと言われている。いわゆるエルニーニョ現象。普通のエルニーニョは海水温0.5度の上昇だが、今起こりつつあるエルニーニョは2度も上昇するスーパーエルニーニョになるといわれている。その日本への影響は暖冬ドカ雪と来夏の冷夏。冷夏は大歓迎。冷夏だとお米は不作だが備蓄放出で何とかしのごう。

・日本

日本は本当にどうかなってしまったみたいだ。但しちょっと特殊な分野で大学の話。これまでウイルス学の分野から日本のコロナ禍の状況について歯にきぬ着せぬ発言をしてこられた京都大学の宮沢先生が、直近の衝撃的内容の研究が災いしたからか辞職せざるを得なくなったとネットで報じられたこと。この研究は決していい加減なものではなく査読付きの学術誌に掲載したものである。但し内容は、これを言うといわゆる陰謀論で片付けられかねないもの。一言でいうと今回の新型コロナウイルスは人工物である証拠を見つけた、というもの。ウイルス変異の過程を克明に調べて、自然発生のウイルスではありえない変異が起きていると論じた研究。ご本人は日本や世界がひっくり返るくらいの大騒ぎになることを覚悟して発表されたといわれていたが、意外や静か。つまり無視。そして大学に居ずらくなるという仕打ち。あの風通し日本有数と思われる京都大学がである。ブログやSNSのいい加減な煽り発言ならいざ知らずまともな研究に対する実質的な差別、制限が公然と日本のアカデミズムの中枢でまかり通っているのでは、と私は愕然とした。そういえば同じ理由で同じ京都大学で上久保先生という方も以前辞職したらしい。新型ウイルス、mRNAワクチンに関して国の見解方針に反する発言をすることはどこの誰であろうと職を賭して行わねばならないという中国やロシア北朝鮮のような状況が日本でも水面下に蔓延していることである。つまり見かけだけの似非民主国家である。どうりで、そのような発言される学者はいずれも現役引退した名誉教授の肩書ばかりだ。現役は違った見解を持っていてもも決して口には出さない。それは皆さんお利口だからだ。しかし、宮沢先生は違った。自分の利益よりも学問で知りえた真実を国民に知らせるのが学者の真の姿であるとの信念からこの道を選ばれた。勇気ある学者の鏡であると私は思う。

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