QRコード

◎うちの近くの辛夷、芽吹き始めました。

間もなく、この木全体真っ白、それこそ白無垢のようになります。そうするとほどなく桜前線がこの地にもやってきます。

QRコードという便利なものがありますよね。私がスマホを携行するようになって早3年、それ以前にはQRコードなんてものは見るのも腹立たしく、QRコードからお入りくださいと書かれた記事を見ると破り捨てたくなる気分になったものでした。でもね、実際に使ってみると一夜にしてそんな下らないストレスは吹き飛びました。便利なんですね~。QRコードはいわば目次というか表題のようなもので、興味があればQR操作で深堀した記事に到達できるし、そうでなければ記事を目にすることなく素通りできるからです。なんでもやってみればそれなりに便利で使い道があるのでしょうね。昔ゴルフを毛嫌いしてこんな棒(ゴルフクラブのこと)なんかで地面に穴掘りするのは農耕民族の恥だとか嘯いていたのに、カナダに赴任して夢中になりころっと正反対の主義主張に転換したことを思い出しました。日本で毛嫌いしていたのは、ゴルフに行く金がなかっただけの単なるやらず嫌いのお粗末だったのでしょうね。

さて、次の動画は今朝の朝日新聞に掲載されたQRコードから検索したものです。ロシアで起こった100人以上殺害のテロ事件の現場映像です。新聞だけではどんなに言葉を尽くしても一目瞭然の臨場感は得られないので、新聞雑誌は今後このような方式が普通になるでしょうね。そうでないと淘汰されて生き残れないと思います。

「銃撃だ。会場が燃えている」 モスクワの乱射、悲鳴上げ逃げる人々 [ウクライナ情勢]:朝日新聞デジタル (asahi.com)

さらにQRコードは中高の教科書にも使われ始めているということを新聞記事で知りました。なるほどこれには無限の便利で有用な使い道があります。例えば理科の実験や天体観測の動画とか音楽の実演、コンサートに於ける模範演奏の視聴とか、自分の学生時代には考えも及ばなかったような経験が教科書一つで簡単にできます。これはその後の生徒の成長に計り知れない恩恵をもたらすに違いありません。

同時に心配なのは生徒の置かれた経済環境によってはQRコード活用に必須のスマホ携行が困難な場合があるのではないかという懸念です。国の指定する平均的学力知識は得られるが、経済的理由のため掘り下げた学習ができないという残念なことにはならぬようきちんと目配りをしてもらいたものです。