国産にも手厚いサポートを

抗新型コロナ特別候補としては海外産ワクチンしかないようにみえるが、とにかく購入費用は超特大になる。安全で本当に効果があるならまだしも、ワクチン薬瓶の注意書きにあるように、我々が接種することはすなわち治験を兼ねるということなので、海外産ワクチンはどれも要注意の位置づけなのである。一方国産にもワクチンに限らず色々有望株がある。したがって経費節減の観点からも国は日本国産の促進を複眼的にやってもらいたいものである。

その第一は国産ワクチン。進行中だがまだ1,2年かかりそうだ。方式が従来型なので遥かに安全。しかし完成する頃には流行が終わっているかもしれない。ワクチン開発には常に流行時期との見合いのリスクが付きまとう。それで製薬会社は普段の準備に逡巡するのである。ただし、RECOCAはワクチンそのものに?を持つに最近至ったので仮に国産ワクチンができても近寄らないだろう。それよりも納豆味噌汁ヨーグルトなどと日光浴(ビタミンD)の抵抗力増進効果の方を信じる。

次に国産の治療薬。開発中の治療予防薬として安全そうなのは長崎大学が最近発表した天然合成アミノ酸5-ALA。すでにがん治療や健康食品に使われているので問題はない。現在人体にとりついた新型コロナウイルスへの効果について臨床研究段階に入っている。さらに、週刊新潮最新号の広告に初めて聞く名前の薬が現れた。「日本発のカモスタットで命を守る。副作用の少ない慢性すい炎薬がウイルス除去。血栓も防ぎ重症化に怯える自宅療養者に最適。変異株も感染防止👈ドイツが認めた。」早急に効果を確認して、とくにホテル等宿泊施設、自宅に留め置かれている感染療養者の治療に活用してもらいたい。というのはネット情報によれば、宿泊施設の療養者は医師看護師の巡回もなく症状の電話確認のみで放置されるという情けない状態らしいからである。」

薬以外にも例えば紫外線ランプ。

紫外線には抗菌、抗ウイルス効果があり以前から病院、理容美容室などで器具の消毒に使われている。しかし、人体に照射すると強い毒性があるので大掛かりな照射は出来ない。ところがある周波数の紫外線に人畜無害抗菌のみありという結構な作用があることが昨年コロンビア大学ウシオ電機の共同研究で発見された。遠紫外線(UVC)のうち222nm(ナノメートル)の周波数の紫外線である。ウシオ電機はこの周波数の紫外線のみを発生照射する技術を持っているので抗新型コロナウイルスランプの開発に着手して、昨年秋から病院等に設置を開始している。私の個人的感触だが、このランプを自宅、飲食店、各種ホール、会社、乗り物、その他諸々に設置すればたちどころにコロナ禍は雲散霧消すると思う。ところが今は単価が高額で一般には手が出ないだろう。たとえば、この一月地方公共施設第一号として町田市庁舎に設置したランプは有効範囲わずか2.5mで一基20万円である。国はワクチン代を削ってでもこういう有望なプロジェクトへ補助金をどんと投入してもらいたい。複眼的思考といったのは例えばこういうことである。

なお、アマゾンや電気屋で数千円でUVCランプを売っているが、まず気を付けなくてはならないのは人体有害光線を含むこと、それに実際に照射時間と殺菌効果等の具体的資料がついていないと思うので玩具程度と思ったほうがよいであろう。

天井からウイルス抑制 : ニュース : 東京多摩 : 地域 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

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