世界の異常

◎最たるものはコロナワクチンの世界的狂奔劇でしょうね。まさしくワクチン教という新興宗教の様相です。一旦信仰に入ると離脱は至難の業。皆本心からワクチン万能と思っているのだろうか。特に国の指導層。良く分からないものに掛け金全部差し出すのはもっともまずい丁半ばくちではないでしょうか。せめて片目瞑ってワンノブゼムくらいの位置づけで並行的に他の方策を探るべきだ。世界は闇夜に提灯も持たずに突っ走っている感じです。行く手に崖のあることを知らずに。この崖は断崖絶壁なのか、緩やかに軟着陸可能なのか。後者であることを切に望みます。

◎世界的熱波

数か月前は米国西海岸等で摂氏40~50℃。現在は南ヨーロッパで50度近い異常高温に見舞われている。一方で日本。オリンピックが終わったと思ったら突然秋の長雨状態。摂氏50度の熱波でなくて本当に幸運だったが、それでも不気味です。

アフガニスタン米軍撤退⇒跡地へタリバンの侵攻

もともとトランプ前大統領が言い出したことですが、前提はタリバンとの和平協定であったはずです。それが不十分の状態で撤退すればこうなることぐらいバイデン政権だって分かっているはずだから、結局面倒見るのはもうやめたといって逃げ出すのと同じです。こんなことなら始めから手を出さなければいいのに思います。ペシャワール中村哲氏の治水プロジェクトもタリバンによって破壊されないとは限りません。それに最も悲劇なのは住民の抑圧の再来です。米軍による一時的解放ですこし民主化が訪れたかと思ったら元へ逆戻り。住民はたまらんでしょうね。目には目をの精神で、窃盗は腕切り落としとかイスラム原理主義の徹底。もともとアフガニスタンは帝国の墓場だそうです。米国の前はソ連が侵攻軍隊駐留で痛い目にあった。そのあと、では我々が上手くやってやろうと米軍が乗り込んでやっぱり駄目だった。今後米軍撤退で真空地帯になりますが、中国は賢いから跡地への中国軍の進駐などという愚は絶対に犯さないだろうといわれています。米軍駐留で奇跡的にうまくいったのは日本だけ。ベトナムイラクも失敗。

youtu.be